2007.2
http://www.ack-ack.jp   ack-ack@road.ocn.ne.jp / 平19年2月号 2007 #20〜223  since1988
1月14日(日) 十二日会新春パーティー ホテル ニューオータニ佐賀
   これ迄の短くもない人生でもトップクラスの珍事件?年も詰まった12月初旬、高校同期のT君より、1月14日にニューオータニで夫婦20組程を中心に50名位の新春パーテイーを催すので出演しないかとの電話。勿論、快諾!お安くしなくちゃネ、トリオに歌手も加えて、新春だからタキシードで、出来ればグランドピアノが、それ程広い会場ではないだろうからPAは外注しなくても等々・・・話は盛り上がり、ニューオータニは広いから会場が決まると近い楽器搬入口も判り楽だから教えてね・・・てな感じで、つつがなく打ち合わせ終了。年も明けて1月6日。T君からの留守電「居ない様だからまた電話する」も、お屠蘇気分風なのんびりムードに聞こえ?会場が決まったかな程度で折り返し電話を入れたのが8日。T君の「何処に迎えに行けばいいかな?」。「えっ、迎えなんかいらないよ?」。「何処に着く、佐賀空港、福岡空港、佐賀駅、?」。ジャ〜ン!事件発覚!ニューオ−タニは佐賀にもあった!大変だぁ〜!予算大オーバー?飛行機の空席状況?メンバーの翌日のスケジュール?申し訳なくも歌手は些少ながらのキャンセルマネーにて!メンバーの旅手当も同様?楽器の手配?等々、お正月からてんやわんや、上を下への大騒動!しかしT君、悠揚迫らず泰然自若(高校時代からそうなのです)にて実行あるのみ。焼け石に水ながらホテル代にでもと、CD2枚+徹夜で焼いた小生自作DVDのオマケ付き10セットを持参!問題は情報開示なくして押し売りチャリティーは?で、幹事諸氏が気遣う中、T君からYOUがばらすんならよか!の言質を得てステージで二人のそそっかしさぶり公表!皆の爆笑の中、あぶさんこと嘗てのパ・リーグ首位打者、永渕洋三君らの「お〜、買うばい!」の声掛かりから、幹事諸氏のセールスよろしく完売!お正月からこれ程の珍事件に遭遇するとは、今年は良いことあるかも・・・。ここまで書いていて突然、彼の子息の結婚披露宴の際に故・笈田敏夫さんに祝電をお願いした事を思い出し、別れ際のT君の一言「でも、来て良かったろ!」が意味深に想えて来ちゃったなぁ〜?十二日会の紳士淑女ご一同様、本当に楽しゅう御座いました。有り難う御座います。

上の、V君のこの指とまれ風写真は7枚の写真を合成、修整したもので、ちゃんと証拠も残してあります。右は上記の成り行きから快くボランティア歌手を務めてくれた、広子ママのくーぷらんでの打ち上げセッション。オーナーの原田勝美君vibとベースのK君(住職&市議)も共に同期で高校時代、K君の幼稚園の送迎バスに友人と乗せて貰い河畔を走行中にスリップ?川の土手の中段に横転、懸命にロープを掛けて川への転落を防ぎましたっけ!何故か今夜は昔のことが鮮やかに思い出されます。皆さん、お疲れ様でした。
1月26日(金) JAZZ四季会 vol.6! 当会2度目の新年会!いつもは最前列に陣取られる?幹事I氏が最後まで入り口付近に立ってらしたのが印象的?正におめでとうございますそのものの盛況ぶりでした。会員以外からの多くの問い合わせや、ポスターを見て「入れませんか」と覗く方も居た程の豪華メンバー(西条孝之介ts 江草啓介p 福井五十雄b)によるクールでホットな演奏、西条さんの絶妙トーク大受けで店内は熱気と笑顔が一杯!当会の飛躍を大いに期待させる新春ライブとなりました。
右は当会プロデューサーの伊藤先生に昔々愛用していたトニーウィリアムスモデルのスティックをニューヨークまで手配してお届け頂いた感謝・感激の一瞬ショットです!
1月15日 長崎市・茂木町
ニューオータニ佐賀事件の緊急事態にピアノの森本氏をも動員して長崎からドラム、ベースを運んで下さった!初代バンマス・松本敏美氏のご招待でホテル付き・大晩餐会に福井君帯同で。これって逆だね〜と二人で恐縮しつつ、シッカリ甘えまして茂木の海鮮に痺れまくっちゃいました。写真をご覧になれば多言不要・・・でしョ!本当にご馳走様でした。帰京後、近所のレストランのマスターが何十年か前?に新婚旅行で・・・と伺い、吃驚??
1月29日、小川町 ・オリンパスギャラリー
野嵜正興写真展へ参上! 氏の人柄その侭な心情溢れる作品がクールな内装の会場を温める暖炉の火の様で実に素敵な個展でした。

 東京の様な無機質な空間の中で規格化された社会に生きていると、人は仕事から解放された時、どこか心癒やされる所に逃げ込みたくなるのではないでしょうか。そういう時、私が飛び込むのはいつも都会の片隅の小さなジャズライブハウスでした。ウィスキーを傾けながらスタンダードジャズを聞いていると心が洗われる思いがしたものでした。今も夜毎ジャズハウスには多くの人がやってきますが、彼らはジャズを肴に飲み語るのを楽しみにしている様に見えます。ジャズマン達は初めの内そういう客達の場の雰囲気に合わせて静かに演奏していますが暫くするとざわめく客とジャズメンとの鬩ぎ合いが始まるのです。
 痺れを切らしたジャズメンの一人が仕掛けて自分の想いをぶつける演奏を始めると他の楽器のメンバーが呼応して丁々発止とやり合いながら演奏するインタープレイが始まります。そうなると客も引き込まれ、その場の雰囲気ががらりとジャズの世界に変わるのです。そういう時、彼らの演奏するジャズは元より演奏するスタイルや表情にジャズに生きる彼らの生き様が現れているように思えます。女性ジャズシンガーも得意とする曲で佳境に入り感情が昂ぶった時に見せる表情に生き様が窺えます。
 彼らが見せるその一瞬の表情をとらえたく、ここ数年ライブハウスに通い自らもジャズを楽しみながら撮影してきました。ジャズに生きるミュージシャン達のジャズにかける想い、生き様が伝わればと願っています。
 最後になりますが、撮影に協力頂きましたジャズミュージシャンとジャズライブハウスの関係者に深く感謝申し上げます。    野嵜正興
読者のホ−ム・ページ (114)    よっぱライフプランナー
 
明 先日の宮崎県知事選で東国原英夫(そのまんま東)氏が初当選した。無所属で立候補した氏であったが、選挙活動にはタレント候補にありがちな親交の深いタレントによる応援演説等を一切拒み、「脱タレント」を印象付けして不祥事の県政を批判し、無党派層の心を掴んだ。また遊説や立会演説では宮崎弁を意識的に使うパフォーマンスが一部の県民に好印象を与え、選挙活動最終日には趣味のマラソンをしながら活動を行ったことや早稲田大学出身をアピールして「頭脳明晰」を印象づける等、狙い通りに政治に無関心な浮動票の獲得に繋がった。更に立候補に当たり打ち出した総花的で目新しさがなく常識的ながら読み易い「そのまんまマニフェスト」が社会の底辺の人々にまで政治への関心を呼び起こし、社会現象となった。「そのまんまマニフェスト」は早稲田大学大学院生の誘いで集まった20〜30代の団塊ジュニアが氏を交えて何回も議論し完成したもの。氏の「宮崎県に対する熱い思い」と「本気」が彼らを動かしたのである。選挙当初は過去の問題行動や言動などのイメージもあって出馬を疑問視する声も多かったが、「しがらみのなさ」や「宮崎を変える」という期待感が県民に好印象を与え、混戦が予想されていた他四候補を圧倒して当選した。過去に何人も有名人が知事選で勝利し、無党派の風が吹いたが、県議との対立や不祥事で結局期待はずれに終わったことが多かった。氏の場合も、議会はオール野党であり、職員との敵対など不安要素は沢山ある。是非共その情熱で現状を打破し、宮崎県の新しい道を創って頂きたいものである。ところで新しい道といえば、私事でありますが、昨年11月で今まで所属していた会社を退社し、12月より新しい会社で仕事をスタートしました。といっても、同じ業種で同様の仕事なのですが。熱心にお誘いを受け、私も「熱い思い」に動かされました。まさか46歳で会社を変わろう等とは思いもよりませんでした。私も「しがらみのなさ」を生かし、「宮崎を変える」いや「業界を変える」「会社を変える」位の気持ちで新しい仕事に打ち込んで行こうと思っております。自らに与えられた義務を果たし、期待に応えて行きたいと身が引き締まる思いであります。「よっぱライフプランナー」は変わらず続けて行きたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いしますね!と言いな がら、早速入稿が遅れてしまいました。編集長、申し訳ない。今宵は新しいスタートを切った東国原知事の前途を祈念し(そして勿論、私の前途も)、バーボンで乾杯とい きますか。会社は変わっても、これだけは変わりません。東と言えばEast of the Sunなんて名曲がありましたな!ジョージ・シアリング・クインテットの名演を始めとした白人プレイヤーのクールなスタイルの演奏が多いのですが、今宵は超ホットなチャールス・ロイドのにしましょうか。若き日のキース・ジャレットとジャック・デジョネットのスピード感に溢れるスリリングなプレイがまた素晴らしく、これからを期待される宮崎県の熱い夜明けには正にピッタリ!何処ぞの州歌となりました名曲Georgia on My Mindの例もあることですし、いっそのこと、この際、県歌にご推挙いたしますかな・・・?よ〜し、これで勢いつけて明日も頑張るぞ〜!ウン?宮崎・・・!お代わりは焼酎にしますかな・・・?!
77 回   エロールあさかわ
こちら、昨日、今日と雪が降っている。昨年の今頃も4、5日雪が降り続いた。毎年、梅の花が散り、いよいよ桜がという候に必ず雪が降る。忘れ雪と言うそうだ。ロマンティクな響きだが、この雪、最近ではすっかり汚くなってしまった。時折、雲が切れて日が射すとうっすらと積もった雪は強くなった日差しの下で忽ち溶けかかりシャーベット状になる。だが、このシャーベッドは黄褐色の泥混じりである。ここ数年、春先になると雨も雪も泥色である。戸外に駐めて置いた車は泥水を浴びたように汚れる。昔、春霞と呼ばれた黄砂現象は今や砂塵とはっきり呼べる様なものに変わりつつある。春先の雨は大気の肌触りをしっとりとさせ、樹木や草花を芽吹かせ蕾をほころばせるものであったが、今では別のものに成りつつある。多量の雨なら良いのだが量が少ないと至るところ薄い泥水を被った様になる。少しばかりの雨の後では樹木も草花も車の窓も泥の染みで酷く汚くなる。乾いてからだと汚れは落ち難くなるので雨が止むのを待って、なるべく早く綺麗な水で泥を落とさなくてはならない。この泥水のような雨は酸性の強い雨であるから萌え出たばかりの花の芽や若芽を枯らす。車の塗装を浸食し縞模様を作る。庭の土にも影響を及ぼす。私の園芸仲閧ヘ誰もが畑や花壇にツクシやスギナが生えて困るとこぼしている。ツクシはスギナの子みたいなものだが、これは酸性度が強くなると途端に生育が活発になる。深く根を張り地中でも地表でもたの作物や草花を圧倒する。野草以外の農作物や園芸品種の樹木や草花の殆どが弱酸性かアルカリ性の土壌を好む。この春の雪も雨も農家や園芸家には悩みの種である。この雪が止めば私もホースを持って庭中を巡り樹木や草花にシャワーを浴びせて回らねばならない。それから、まるで雨の日のラリを終えたばかりの様に汚れている2台の車も洗わなくてはならない。私の庭では梅の花が強い風に花吹雪となり散っていくところである。地面には黄色の水仙が吹きなぶられている。咲き始めた沢山のアネモネは花弁を閉じて寒さと風に耐えている。幸い、チューリップ類や他の数種の春咲きの草花、そして数本のスモモやアンズは、まだ花開く前である。昨日、初めて他に先駆けて開きかけたヒアシンスは喜んだ仔犬のマーゴが茎の付け根から噛み切って私の手元へ持って来てくれた。生後三ヶ月のこの仔犬のことは書いただろうか?先月、私は雑誌の広告でこの犬を見つけた。正確には同腹の兄妹を見つけた。広告に兄妹の斑点図も掲載されていたが此の仔犬は紹介されていなかった。父犬、母犬の血統と体構が気に入った。両犬とも引き締まった体の足の長い犬で血統は米系、しかもトライアル系であり、強烈なハンティング ディザイアとスタミナを誇る。私はずっとそういう犬を求め、そういう犬と猟をしてきた。この系統の犬は激烈な猟欲とスタミナ故にコントロールの効かない暴走犬、或いはセルフハンティングに耽る落仔犬になり易いと言われる。捜索範囲が広すぎ足が速すぎて、狩猟ではハンターがついて行けないとも言われる。だが、私はこれ迄ずっとこの系統の犬と過ごして来た。こういう性質、評価故にこの系統のポインターは極端に少なくなった。一部のトライアル(猟犬の狩猟を競う競技会)でマニア達が行うトライアル会場を除くと日猟を行う猟野からは姿を消した。勿論、私が所属する猟友会の何処にもそういう犬の所有者は居ない。広告主であるブリーダーは熊本の人であった。私は隣県を一つ越えてブリーダーの元へ車を走らせた。車中、仔犬の名前を考えた。♂二頭、♀一頭。♀は予約済みと会った。
ルパンの私書箱〜from 田舎親父 (38)
   こちら、昨日、今日と雪が降っている。昨年の今頃も4、5日雪が降り続いた。毎年、梅の花が散り、いよいよ桜がという候に必ず雪が降る。忘れ雪と言うそうだ。ロマンティクな響きだが、この雪、最近ではすっかり汚くなってしまった。時折、雲が切れて日が射すとうっすらと積もった雪は強くなった日差しの下で忽ち溶けかかりシャーベット状になる。だが、このシャーベッドは黄褐色の泥混じりである。ここ数年、春先になると雨も雪も泥色である。戸外に駐めて置いた車は泥水を浴びたように汚れる。昔、春霞と呼ばれた黄砂現象は今や砂塵とはっきり呼べる様なものに変わりつつある。春先の雨は大気の肌触りをしっとりとさせ、樹木や草花を芽吹かせ蕾をほころばせるものであったが、今では別のものに成りつつある。多量の雨なら良いのだが量が少ないと至るところ薄い泥水を被った様になる。少しばかりの雨の後では樹木も草花も車の窓も泥の染みで酷く汚くなる。乾いてからだと汚れは落ち難くなるので雨が止むのを待って、なるべく早く綺麗な水で泥を落とさなくてはならない。この泥水のような雨は酸性の強い雨であるから萌え出たばかりの花の芽や若芽を枯らす。車の塗装を浸食し縞模様を作る。庭の土にも影響を及ぼす。私の園芸仲閧ヘ誰もが畑や花壇にツクシやスギナが生えて困るとこぼしている。ツクシはスギナの子みたいなものだが、これは酸性度が強くなると途端に生育が活発になる。深く根を張り地中でも地表でもたの作物や草花を圧倒する。野草以外の農作物や園芸品種の樹木や草花の殆どが弱酸性かアルカリ性の土壌を好む。この春の雪も雨も農家や園芸家には悩みの種である。この雪が止めば私もホースを持って庭中を巡り樹木や草花にシャワーを浴びせて回らねばならない。それから、まるで雨の日のラリを終えたばかりの様に汚れている2台の車も洗わなくてはならない。私の庭では梅の花が強い風に花吹雪となり散っていくところである。地面には黄色の水仙が吹きなぶられている。咲き始めた沢山のアネモネは花弁を閉じて寒さと風に耐えている。幸い、チューリップ類や他の数種の春咲きの草花、そして数本のスモモやアンズは、まだ花開く前である。昨日、初めて他に先駆けて開きかけたヒアシンスは喜んだ仔犬のマーゴが茎の付け根から噛み切って私の手元へ持って来てくれた。生後三ヶ月のこの仔犬のことは書いただろうか?先月、私は雑誌の広告でこの犬を見つけた。正確には同腹の兄妹を見つけた。広告に兄妹の斑点図も掲載されていたが此の仔犬は紹介されていなかった。父犬、母犬の血統と体構が 気に入った。両犬とも引き締まった体の足の長い犬で血統は米系、しかもトライアル系であり、強烈なハンティング ディザイアとスタミナを誇る。私はずっとそういう犬を求め、そういう犬と猟をしてきた。この系統の犬は激烈な猟欲とスタミナ故にコントロールの効かない暴走犬、或いはセルフハンティングに耽る落仔犬になり易いと言われる。捜索範囲が広すぎ足が速すぎて、狩猟ではハンターがついて行けないとも言われる。だが、私はこれ迄ずっとこの系統の犬と過ごして来た。こういう性質、評価故にこの系統のポインターは極端に少なくなった。一部のトライアル(猟犬の狩猟を競う競技会)でマニア達が行うトライアル会場を除くと日猟を行う猟野からは姿を消した。勿論、私が所属する猟友会の何処にもそういう犬の所有者は居ない。広告主であるブリーダーは熊本の人であった。私は隣県を一つ越えてブリーダーの元へ車を走らせた。車中、仔犬の名前を考えた。♂二頭、♀一頭。♀は予約済みと会った。