2006.5
5月20日(土) 第三回 破れ太鼓の会!
 いよいよ、目前に迫って参りました。既に20名程の予約も入り、幹事、世話人両氏も張り切ってまして、皆さんの熱気がヒシヒシと伝わってきます。ご予約がまだのお方はお急ぎ下さ〜い。今回は大河内君も下記、玉井氏のCDにて、アンサンブルのトレーニングも入念に行いましたので、当日の演奏が本当に楽しみです。大河内君と長野県富士見町まで、幹事・玉川氏と共に家族で帯同してくれた、原 正夫氏も足利からグループで参加してくれます。懐かしい愛弟子諸氏からの連絡が入ったりして、本当に嬉しい限りです。みんなで語り合い、飲んで、歌って、演奏して、大いに親睦を深めましょう。 俺は待ってるぜぇ〜!??
4月18日(火) 第三回 JAZZ四季会 & クラブ四季 6月24日(土)! レッ
  今回より会場をクールトレイン(幹事I氏の会社が当店のHP制作担当)に移行しての開催となりました。毎回、I、W、K 幹事三役のコンビネーションは見事でして、定員目一杯、雰囲気最高!当然、毎回内容の濃い素晴らしいライブが展開されることになります。今回は超ベテラン・・・小生はベテラン?、ギターリスト・中牟礼貞則氏を迎えてのセッションでしたが、密度の高い緊張感溢れるステージは気持ちメンバー全員が実に楽しそうでした。結果?客席の雰囲気も最高・・・うん?逆?いずれに致しましても良き相乗効果をもたらすのですね。
上記タイトル二題話?  セッティングを終えた頃、クールトレインへ「西川さん、無沙汰してます。足利の四季の○○ですが・・・。」と電話が入り、一瞬、JAZZ四季会の関係者??と思い浮かばず、戸惑いましたが、以前に何度か出演しました、足利市の老舗クラブ・四季のママのお声で、7年振り・・・初めてのお使い?ならぬ、初めてのお電話でした。この処、景気も良くなく、ライブも全くやってなかったのですが、お客様方数人から「ギャラを負担しても良いから、西川さんを呼ぼう!」と、お声が掛かり、当方のホームページにて小生の当日のスケジュールを調べてのお電話でした。後日、お客様と打ち合わせまして、日時も決定! 四季会が招いた四季からの吉報・・・で、御座いました。
広告ならぬ宣伝?トーンマイスターとは、ack-ack'の音関係の面倒?を一手にみてくれている(クールトレインの音響も)、三住和彦氏の会社であり、光淋とは上記、大河内君のアンサンブル練習のタネ元?左上CDのリーダーであり!お蕎麦は勿論ですが、お酒が実に美味しく頂ける気配りに満ちた、玉井光行氏のお店で〜す。左下CDは申すまでもなく?トーンマイスター録音による、船山先生のCD・・・誰の宣伝かは判然としませんが、決して広告ではありません・・ハイ!
読者のホ−ム・ページ (105)   Dancing Lawyer
  今回は,手前みそ的な情報でありますが,皆様に紹介致します。
私が3年前に担当した刑事事件で,電車内で痴漢と間違えられ,争って,無罪になった事件のことを,当誌ack-ack'Newsでも紹介したことがありました。皆様にはお忘れになったかも知れませんね。我が国の刑事裁判では,正式に起訴されたら,99.99パーセントが有罪になります。この比率は,世界一です。従って,無罪判決をとるのは,至難の業なのです。私は,幸運でした。
しかし,このたび,「シャル・ウイー・ダンス」の周防正行監督が,私のこの事件を題材にした裁判映画(法廷物)を新作として制作することになったのです。4月18日ころの「日刊スポーツ」をはじめ,その記事が多々掲載され,インターネットでも公表されました。周防監督は私のこの事件を当初から取材をなされ,大変なご協力を頂きました。テレビ朝日の「スーパーモーニング」という番組でも何回も取材されて、放映されました。
この新作映画の題名は,まだ仮題ではありますが,「それでもボクはやってない」です。5月上旬にクランクイン致しまして,来年のお正月ころに封切りされる予定だそうです。
痴漢に間違えられた主演男優の役は,加瀬亮さん(31歳)です。その他の配役は,詳しくは分かりませんが,「シャル・ウイー・ダンス」に出演した俳優陣も多く出演される様子です。
これまでの周防監督の映画に比べてみますと,シリアスな「社会派」といったイメージでしょうか。周防監督から私に対し,この新作映画のシナリオが送られてきて,「法律監修」のチエックの依頼がありました。この4月には,徹底的にチエックしまして,周防監督に助言致しました。おそらく,我が国の刑事裁判の実態に最も近い,リアルな映画になりましょう。皆様もお楽しみにお待ち下さい。近い将来に「刑事裁判員制度」も施行されますので,この周防監督の新作映画を,是非ネ参考になさって下さい。
 監督といえば青年監督にして「死刑台のエレベーター」を撮り、いちやく脚光を浴びたルイ・マル監督を思い起こします。モノクロの美しさが存分に発揮された素晴らしい映画でした。勿論、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴェンチュラらにも痺れましたが、なんと申しましても、音はすれども姿は見せぬ?マイルス・デイビスにノック・ダウンされました。今宵のバーボンは差し詰め「気付け薬」と云ったところですかな?ちなみに、こちらの内容は「それでもボクはやった」でして、100パーセント有罪は覆りません・・・ハイ!?  
69回   エロールあさかわ
  私が演奏をしているクラブには様々な立場の人々が飲みに来る。場所が銀座のド真ん中なだけにある程度、金銭的融通可能な人か、必要経費が使える人が殆どである。中には大丈夫かなと思わせる人もいるが常連ともなれば週二、三度は顔を見せている。最近、某雑誌社の編集部の連中と話をする機会があり、最後には大笑いで終わった。話題は「ナベツネ」は凄いと言うことであった。ナベツネは野球の知識が乏しく、初めて巨人阪神戦を見た時、「彼は何回もバットを振っているのに、何故三振ではないのか」と側近に尋ねた。「あれはファウルボールだからです。」この様なナベツネが何故、長期に渡って野球界のドンで居られるのか。ナベツネは一種の超能力を備えているのではないだろうか。彼の発言は周囲を驚かせたり困惑させたりすることも多いがノストラダムス的予言をして大当たりする事もあるというのだ。二〇〇四年「巨人が優勝できないようなことがあれば関東大震災が発生するぞ!」と宣ったそうだが巨人軍敗北により、新潟中越地震が発生した。また、「巨人が二十連勝すれば日本の景気は回復するという予言もズバリ当たった。巨人の二十連勝はなく、日本の景気も回復しないままである。ナベツネの予言の的中位置に多少の差異も生ずるがご愛敬と考えれば良い。凄いと思うのはアメリカがイラクへの攻撃を開始した時、「アメリカ軍がイラクに勝利する如く、巨人軍は優勝する。」といった事である。二〇〇四年に巨人は優勝できず、アメリカ軍は未だにイラクの砂漠地帯で苦戦を強いられている。もし、ナベツネがカネにモノをいわせた巨人軍の補強やエロ記事が殆ど見当たらない退屈な新聞売りではなく、真の世界平和に燃えていれば世の中に蔓延するボランティア活動は、今よりもっとイヤミで、いけ好かないモノになっていただろう。しかし、考えてみると、これほどまで日本で忌み嫌われ憎まれているキャラは他にないし、平等意識がはびこる民主主義の世の中で堂々と自己中心的な特権意識、非科学的な無根拠差別意識を持ち続け、しかも、なおかつ、平気で顔を上げて生きていられる厚顔無恥さは実に天晴れとしか云いようがない。ある意味では間違った民主主義、勘違い平等意識、無秩序自由主義に対する蔑笑と受け取ることも出来るかも知れない。だが 鼻 をかむのに読売と報知だけは使いたくないなぁ・・・。
ルパンの私書箱〜from 田舎親父 (29)
   そういうある日、流れる様な動きで鳥臭を追っていた犬の動きが突然変わる。何でもない様な蔦に足を取られて倒れたり、手負いの鳥を追っていて鼻先で躱され躓く。その瞬間に猟犬としての一生は終わる。突然、鳥臭を辿る事を止め、歩いて逃げる手負いの鳥が見えているのに、ピタリと追うのを止める。翼を引きずりヨロヨロと逃げて行く、傷付いた鳥を黙って見送る犬の目は一度見ると忘れられない。過去も未来も失った者の様な目をみせる。その後は促しても猟に出たがらなくなり、静かに家の中を歩き回るか、眠っているか、時折、目瞬きしながら虚空を眺めて過ごす様になり、静かに死を待つ。それは、何時も予想する時より早く訪れる。私の犬はどれも、私の腕の中で息を引き取った。心臓の鼓動が止まる。身体はまだ温かく柔らかだ。重さも暫くは同じだが、数十秒の内に次第に重さが増してくる。忍び寄り、侵入して来た死の重さだろう。そして、ただの冷たく重たく硬いものに変わる。見開いた侭の瞳に私の顔が映っているが、もうそれは暗い水に映った何か別のものでしかない。消え去った生命が私の知らない何処かで、その瞬間に再生している事を願う。多分、姿形は変わろうと、個性は異なろうと、何処かに再生した事を信じ様と努力する。その時、DNAという文字は科学的冷淡さを別のものに換える。私の情緒的な諸々をも冷たく拒否するのではなく、受け入れてくれそうな何ものかに変わるのである。私の犬たちの蘇りを信じさせてくれる様な・・・。仔犬、ポインターの仔犬を捜し始める。この辺りは全国的にも雉子の少ない地域である。平坦部は隅から隅まで水田、山裾から山腹まで棚田で殆ど野生鳥獣の棲む処はない。野生鳥獣は深い山に棲むと思っている人が多いが、深山には学術的研究対象となるほんの僅かな珍種の生物がひっそりと生きているに過ぎない。この辺りのハンターも、したり顔でヤマドリは深山幽谷の鳥だ等と云うが、それは此の地方での事であり、近県の猟場へ行くと民家の瓦屋根が手に届く処に見える集落の直ぐ後の雑木林でヤマドリと出会う。平場の鳥である雉子が開発等で追いやられて混棲している事も珍しくない。雉子は大、中河川を見下ろす丘陵地帯。乾燥して稲作に不向きな果樹園、野菜畑を好 む。深い山から駆け下った渓流が河原を広げ清流となり、平野部へ出てゆったりと流れ始める辺りが好きである。川幅は広すぎず、流れは早すぎず遅すぎず。河の両岸は雑木林の土堤が続き河川敷も広く、両側はなだらかな起伏の丘陵地帯というのが望ましい。遠くに高い山並みを眺め、川がゆったりと流れ始める辺り。野生生物の殆ど、鳥獣虫魚全てが最も豊富である。私も野生であるからして、そういう処を好む。ルパン殿には余り興味の湧かぬ犬や野生生物の話で申し訳ない様な便りになってしまった。だが、私の現在の状況となると、そうならざるを得ない。仔犬は私に張り付き、私も又そうである。24時間のうち犬と離れているのは妻と二人きりになる一時間だけ・・・実際は30分、車の中でということだが?(24×?)時間のうち・・・カナ??