2003.6
ack-ack'通信     縁は異なもの?オール・オブ・ミー・クラブ“サタデー・ミッドナイト・ジヤムセッション”
1999年11月より隔週で受け持ったヴォーカル中心のセッションが軌道に乗ると、オーナーよりインスト中心を毎週土曜日にとの要望があり、きついかなぁ〜と思いつもインスト中心!に心惹かれ?2001年4月、小谷教夫、横山 裕に大森 明を迎えてカルテットに衣替えしてスタート。交通整理?に苦慮しつつ2年強、プロ・アマ含めた大勢の若手ミュージシャンと共演出来ました。そして嬉しい事に上記の如く小生の看板?ack-ack'Live に落合範久、亀田友幸の二君が加わるレベルに達しました。セミ・レギュラー・かわ島崇文(ts)(当時弱冠22才、ご存知の様に既に数多くのライブで起用!)の目覚ましい飛躍を皮切りに、前回のack-ack'Liveではトランペットを吹かせた異才?南野陽征(p)君、当クラブ出演が決まったドラム・水野君、近々起用したいと思わせるテナー・平山君を始め有望な若手で一杯です。意気の良い若手はいないか絶えずアンテナを張って居ても簡単には会えません。 それが叶ったのは、レギュラーメンバーの実力、随時参加プロ・ミュージシャンの協力、オーナー・金城さんのミュージシャンに対する配慮、お店のお得意様ヴォーカリスト年長組諸氏?のご理解(何時もチップ&ドリンクを有り難う御座います)と、どれが一つ欠けても、この様な良き状況にはなり得なかったと思います。かくして、一番充実した楽しい思いをしているのが小生と有りましては・・・、此処に皆様に深く感謝致し厚くお礼申し上げる次第で御座います
読者のホ−ム・ページ (70)   よっぱライフプランナー
本日5月25日、秩父宮ラグビー場において、ラグビーの日本代表チームがロシア代表チームとテストマッチ(国代表同士の認定試合)を行った。結果は、34-43で日本が負けた。昨年は大勝している相手にだ。ここのところ日本代表(ジャパン)は国際試合で5連敗。徐々に強くなっている様だが、なかなか結果が出ず、私も含めてラグビーファンはヤキモキしているのである。ジャパンは、今年74年ぶりにジャージ(ユニフォーム)のデザインを一新した。今までの慣れ親しんだ紅白の段柄ジャージ、胸には日本代表であることを証明するサクラのマーク、これを一新する迄には、かなりの議論が重ねられた様である。ある日本代表OBは、「ジャージを変えるなら、日本代表OBを辞める」とまで言ったとの事である。それほどラガーマンにとって、究極の目標・憧れであるサクラのジャージ、これを身につけて戦うジャパンには国を代表しているという使命感をもって試合に臨んでほしいものである。 
 同日同時刻、千葉県柏市の日立柏総合グランド(柏レイソルの本拠地に隣接したグランド)では、日立本社ラグビー部OBチームと熊谷不惑倶楽部との試合が行われた。日立本社ラグビー部は、私が以前在籍していたチームである。年に数回、日頃運動不足の元ラガーマンが集まり、昔の感覚を思い出しながら、芝生の上をこの時ばかりはゴルフボールでなく、ラグビーボールを一心に追いかけるのである。相手の不惑倶楽部は、その名のとおり、40歳以上のメンバーで構成される全国にある不惑倶楽部の熊谷市のチームである。40歳台は白パンツ、50歳台は紺パンツ、60歳台は赤パンツと分けられて、週末は毎週のように練習をしている様である。試合の方は、若さに物を言わせて、我々の勝利で終わったが、60歳台の赤パンツの元気な事!流石にスピードは無いが、試合をこなすスタミナと昔取った何とやらで老練なプレーを見せていた。私が60歳台になったとき、赤パンツをはいて同じように走り回れるかというと、ちょっと自信がない。日本のラグビー界は、こういう人達によって支えられているのである。小中学生のラグビスクールから中高年の不惑倶楽部までラグビーを愛する人がいる限り、ジャパンはラガーマンの憧れであり、模範となってほしいものである。今年10月10日からオーストラリアにおいて、ラグビーのワールドカップが開催される。ジャパンと同じブロックには、フランス、スコットランド、アメリカ、フィジーが入っているが、過去ワールドカップで1勝しかしていないジャパンが、何勝できるかが注目されている。今の侭だと全敗で終わってしまいかねない。ジャパンの奮起を期待したい物である。
 今日の試合中ちょっと負傷した足が痛むが、明日の仕事を休む訳にはいかない。こんな時は、リラックスできる音楽と痛みを麻痺させる?バーボンが明日への糧になる。ジャパンのワールドカップ勝利を祈念して乾杯!明日の朝、ベッドから起きあがれるかなぁ〜?朝日のようにさわやかに起きられることを祈願して、2枚セットしておくか・・・ケリーで目覚めて、マッコイで身支度・・・と!
第38回      エロール・アさカわ
  「有事三法案」の件は、かなり以前から取り沙汰されていたが、此処に到って初めて具体化の兆しを見せ始めた。防衛庁があり自衛隊という国防組織がありながら
「有事三法案」が認められないとすれば、大きな矛盾を感じざるを得ない。こちらから攻撃は仕掛けないにしても、理不尽な攻撃をしてくる敵を撃退するだけの力を持っていなければ、自衛隊には何の意味も見いだせない。つまり有事に際しての即応力と行動力を備えてこそ自衛隊と云える。「有事法制」に反対を唱える人の中には、これを認めれば自衛隊がいずれは軍隊となり、戦前の日本のように徴兵制度の復活にも繋がりかねないではないかと懸念する声も聴かれる。私的見解を述べれば「有事法制」には賛成であるし、必要であると考えている。 徴兵制度の復活にも賛成であるが、戦前の徴兵制度とは意味が異なる。無秩序、無気力、無節操な若者を生み出した現代日本。学校に行きたくない。勉強は出来ない。就職はしたくないと云う若者達。そのくせ有り余るエネルギーを持て余し、凶悪犯罪に走る未成年。麻薬常習者。援交売春。性病蔓延。暴走族湧出。それに対して後手後手に回る警察官。このような現代日本の将来を憂うのは私に限ったことではあるまい。「徴兵制度を復活させよ!」とは云わないが、世間に迷惑を掛けたり、害を及ぼすだけの連中の更正手段として何らかの制度を作り、一定の教育を施す必要はあると思う。ドイツでは徴兵制度を取り入れないまでも、2年間をボランティア活動に尽かせるという制度が法的に定められている。「ノドン」170発を勇姿、その内100発を東京、大阪などの主要都市に向けている北朝鮮。テロ国家。悪の枢軸とまで云われている北朝鮮に、人道主義や対話と協調などと唱える日本の姿を見て諸外国はどう思うだろうか。この際、日本民族的な常識の枠から早く抜け出して有事に備えて置くことが肝要なときではないだろうか。東京や大阪にノドンが飛んできてから慌てても、全ては後の祭りとしか云いようがない。今回の渡米を前に小泉総理の口から「自衛隊は軍隊である!」と云う発言があったが、それだけ「有事三法案」は通る可能性が強い。可決されればブッシュ大統領も大喜びだろう。今日にまで日本は米国に「オンブにダッコ」状態であったわけだが、やっと錠前を一つ取り付けたことになるのだから。
 「ラグタイム」明暗  新 折人 #29
  「ラグタイム」(Ragtime)はジャズの前身音楽であり、ジャズにとって「ブルース」(Blues)が母親なら、こちらは父親的存在である。加えて両者の交合は、「DNA」(Deoxyribo Nucleic Acid=デオキシリボ核酸)の、あざなえる「二重らせん(Double Helix)構造」の二本の紐の如く、後世脈々と続くジャズの遺伝子の主要構造を生み出したのである。
 「ラグタイム」は19世紀末、奴隷状態から解放され、ピアノにも触れることが出来るようになった黒人ミュージシャンによってはっきりした形をとり始めた。「ラグタイム」は曲の形式というより、ピアノの演奏法に始まった。どちらかと言えば暗くなりがちな「ブルース」とちがって、左手で「2ビート」のリズムを刻みながら右手でメロディを弾き、リズムに乗って、調子良く、跳ねるように演奏する明るい奏法である。メロディは楽譜通りに忠実に演奏し、後のジャズの生命と言われる「インプロビゼーション」(Improvisation)で演奏されることはほとんどなかったが、「シンコペート」(syncopate)された活気のあるやりかたで演奏された。「ラグタイム」は黒人特有のリズム感と、西洋音楽との結合を進めたという点で、ジャズの有力な源流の一つとなったことは疑うべくもない。当時としては、これは相当型破りの音楽であったに違いない。何故ならラグタイムの「ラグ」(Rag) とは、「ぼろぼろ」とか「でこぼこ」といった、尋常ではない状態を表す形容詞に由来するからである。
 初期のラグタイムの作曲家に、テキサスから出て各地を彷徨い、1896年にセダリアに現れた黒人ピアニストのスコット・ジョプリン(1868〜1917)がいた。彼は演奏で稼いでいたセダリアのパブの名前をとって、"Maple Leaf Rag"(1899)を作曲した。この曲は当時の大ヒット曲になり、この曲がラグタイムを一躍有名にした。スコット・ジョプリンは、その後1906年にシカゴへ、次いで1907年にニューヨークに出た。この間、彼はラグタイムの芸術性を高めようと、これをオペラにすることを試み、10年以上かけて "Treemonisha"(ツリーモニシア)を書いた。このオペラは、木の下で拾われた黒人の女の子モニシアの人生を通じて、教育こそ自由と平等を勝ち取る道であるという人種問題をテーマとしたものである。そして、このオペラはハーレムの「グランド・オペラ」で1915年に自費公演された。ところが、黒人中産階級の聴衆は、「それほど遠くない過去を想いだして不快である。」とし、受け入れられるところとならず、公演は一度だけに終った。理想が破れ、落胆したジョプリンはアルコールに溺れ、精神をも病んで、貧困と失意のなかで2年後に世を去った。
 我々の感覚では、ラグタイムは、どちらかというと軽快に速めに演奏する曲調であるとの印象があるが、スコット・ジョプリンは、「ラグタイムを速く演奏するのは駄目だ。それは間違いである。」と言っていた。ラグタイムを重厚なものにしようとした、彼の思いが伝わってくるような発言である。このスコット・ジョプリンの作品が、ずっと後年映画で使われ大評価を得た。即ち、1973年のアメリカ映画で、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードが主演した「スティング」(The Sting)に、彼のラグタイム曲「エンターテイナー」[The Entertainer](1902)が、テーマ曲として、しかもオーケストラ演奏で効果的に使われたのである。失意のうちに寂しく世を去ったスコット・ジョプリンが、死後半世紀以上たって、再び認められた。天国のジョプリンも、もって瞑すべしであろう。
E・メール名作選-35   (=^_^=)Writen byAYA with Musashi& AsariOtibi-Musashi &Sayori(^*^) 
 編編集長、今回は僕otibiむさしくんから、男同士の内緒話し。
この家に来て、あっという間にもう半年が過ぎ、僕も随分大きくなって、背なんて、あさりおねえちゃんと同じ位。そして世間ってもんが、だいぶわかってきました。“お帰りなさぁ~い"飼い主が帰って来たら、玄関でお出迎えすると、飼い主は大喜び。ところが家のお姫さま達<あさりおねえちゃん・さよりちゃん>ときたら、眠いと、起きない。僕だって、眠いんだけど、仕方ないから、無理矢理起きて、お出迎え。お姫さま達は、ベッドの上で薄目開けて、寝た振り!そして、僕が一生懸命、足にじゃれたりして、機嫌とって、やっとご飯の時間になった途端、お皿にご飯が出た途端、"いただきまぁ~す"お姫さま達は走って食べに来る。ご飯も終わって、さて遊ぼうか...。目下のお気に入りはペット・ボトルのキャップ。これを飼い主に投げてもらって追いかけて遊ぶんだ。飼い主は、こっちの都合で遊んでくれる程、気の利く人じゃないので、キャップを飼い主の足元にくわえて持って行って、足をチョンチョンと触って、“投げて!"って合図するんだ。そして、投げてもらった途端、さよりちゃんが僕より先回りして、飛びついて、遊んでる。仕方ないから、又新しいキャップを持って行って....と又さよりちゃんが、横取り!!で、さよりちゃんが飽きちゃった方のキャップを僕が又足元に運んで...の繰り返し。さよりちゃんは、一人楽しそうにして、僕はなんだか犬になった気分で、又せっせと運ぶんだ。その内、さよりちゃんは飽きて、その頃になると、飼い主も眠くなって、ベッド。すると、すかさず、女どもはベッド。フカフカゴロゴロしてるの。僕はもっと、キャップで遊びたいのに....。で、飼い主の枕元にキャップを持って行く。さあ、お姫さま達も寝たことだし、僕一人で、思い切り遊べるぞ!なのに、飼い主、"おやすみなさぁ~い。もう、寝る時間よ。子供は寝ないと"とか言って遊んでくれない。女はわがままで、要領良くて、それに比べて男は割喰って、随分損してるカンジがする今日この頃。編集長、男の子って、つらいもんだったんですねえ。気がつけば、この家で男は僕だけ。我が家では、誰もこんな僕の男心理解出来るはずもなく、編集長なら、男同士。きっとわかってくれますよね。そういう訳で、僕も男として、だいぶ世間ってもんがわかってきた.....のでした。