2001.4
ack-ack'通信      3/11 原 正夫ジャズコンサート #2
 
Am10:00、大友義雄(as)、大矢江美(vo)、ボーヤ+ドライバー&ドラマー?の4人組にて広尾より出陣。討ち入り前の赤穂浪士よろしく、足利の例幣使そば荒川屋にて、神村英男(tp)&横山裕(b)組と集結後、数量限定の手打ち蕎麦を頂き、会場のニューミヤコホテルへ・・・勿論、景気付けの生を一杯?!?前回も司会を務めた茂呂氏を交えてのリハーサルもベテラン揃い故、あっと云う間に終了!最上階のレストランにて夜景を眺めつつ、全員揃って優雅に夕食(原ちゃんは超多忙につき・・・)!会場は彼の人柄を反映して正に満杯。お顔馴染みの皆さんが多いので雰囲気も誠に和やかであり、結城市のO氏、太田市の御住職kさん、東京よりの追っかけを演じてくれたk女史など、当方の皆様にも楽しんで頂けまして最高でした(お土産まで頂き大恐縮、お酒もワインも美味で御座いました)。演目も「モーニン」、「危険な関係のブルース」、「レフト・アローン」、「ブルー・マイナー」と60年代のジャズ・ヒット・パレードで乗りも上々、大友義雄の絶品の泣き節と、佐野からお祝いに駆け付けた、さつき嬢(開演ギリギリで飛び込み&歌い終わるやトンボ返り=徹夜で仕事・・・お疲れ様でした!)の熱演でヒートして、神村英男「ラグタイムの子守歌」&「五つの銅貨」のデュオりで?オーバーヒート状態と相成りました! サテンドールでの打ち上げも大いに盛り上がり、大矢江美などダンスの先生達のグループと踊り捲ってました。その後、二軒ほどハシゴしまして5時帰還?!?翌日も再度、蕎麦屋に集結?(足利は美味いのです)しっかり腹ごしらえさせていただき、出立(途中で佐野ラーメンも食しましたが?)。前回330人、今回240人、いずれも会場目一杯の入りで、素晴らしいの一語に尽きます・・・脱帽。4/21(5p参照)「友、遠方より来るシリーズ#3」(前述のk女史発起によりスタート)での再会が大いに楽しみで〜す。

ack-ack'Live #148 コージーエル開催、山口彰(b)出演と初物シリーズ?で御座いましたが、久方振りの当ライブ出演!山口真文の太い音色のテナーと澄み切ったソプラノの音色で、ジャズ・フィーリング目一杯で朗々と歌い上げるプレイに全員が触発されて、実に素晴らしいステージが展開されました。客席が一寸と寂しかったのも(それでも20人弱は有り難いことです)功を奏しましたか?主流派ダンモの良さが充満する中、じっくり聞けて良かったと喜んで貰えたのも嬉しい結果でした。有り難う御座いました。今月(4/28)は、若手2ホーンのクインテットで熱気溢れる演奏をお楽しみ頂きたく、是非のお越しをお待ち申し上げます。入らして下さ〜い・・・ネ。
読者のホ−ム・ページ  よっぱライフプランナー  
スペンサー・ジョンソンの「チーズはどこへ消えた?」が、日本でも大ベストセラーを驀進中である。売れ行きには現在全く陰りが無いようで、出版関係者によると、最終的には400万部位売れるのではないかとも言われている程である。「この物語があなたの人生を変える!」という魅力的な宣伝文句によって、自分の人生観が変わるかも知れないという期待を抱かせることに成功していること、加えて、短時間で読めそうな薄さ、838円(税込)という購入しやすい価格が、借りたりしないで自分で買ってみようと思わせるのではないだろうか。また、全米で2年間に渡ってベストセラー・トップを独走中であるとか、アメリカの一流企業が研修に使ったという宣伝が効果的でもあったと思われる。更に、口コミで伝わった部分も大きいのではないだろうか。人と会うと、「チーズ読んだ?」が挨拶代わりにまでなっているらしい?プレゼントする人も結構いるようだ。実際、私も何人かの方にプレゼントした。概ね好評である。ストーリーは読者諸氏もよくご存じだと思う。迷路の世界の中で、二人の小人(ヘムとホー)と二匹のネズミ(スニッフとスカリー)がチーズを探す物語である。複雑な頭脳で考える小人よりも、頭は単純でもともかくチーズを探しに行ったネズミの方がうまく行った、という話である。この場合、「チーズ」とは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定、等々の象徴。「迷路」とは、チーズを追い求める場所、つまり、会社、地域社会、家庭、等々の象徴である。この本のキーワードは、たぶん「変化」であろう。状況の急激な変化にいかに対応すべきかを説いているのである。 二人の小人(ヘムとホー)はチーズを探すに当たり、過去の経験から得た教訓と複雑な頭脳にたより、高度なやり方をとっていたが、人間の信念と感情がものの見方を鈍らせるのである。「チーズを手に入れれば幸せになれる」と信じ、一度手に入れると、「自分のチーズが大事であればある程、それにしがみつきたがる」のである。そして、急激な変化が起きてもすぐには対応できず、「変わらなければ破滅する」「新しい方向に進めば新しいチーズが見つかる」にも拘わらず、恐怖心のために新しい方向に進めないのである。それでも恐怖を乗り越えたホーは、「まだ新しいチーズが見つかっていなくても、そのチーズを楽しんでいる自分を想像すれば、それが実現する」と信じ続け、「従来どおりの考え方をしていては新しいチーズは見つからない」ことを学び、そしてついに・・・これ以上書くと、まだ読んでいない方に申し訳ないので。変化に早く気づいたネズミのスニッフ。そして、すぐ行動を起こしたスカリー。遅まきながらようやく気づいて、恐怖を乗り越えて行動を起こした小人のホー。そして、それでも変われなかったヘム。私は、このうち誰にあてはまるのか?今は、ヘムかも知れない。でも、自分の夢を実現するためには、ホーにならなければ。「チーズ」には寿命があって、いつかは尽きるものだということ。発見されるのを待っている新しい「チーズ」があることを信じて・・・。あれっ?いつのまにかボトルが空になっている。バーボンはどこへ消えた?飛びっきり明るい、ウイントン・ケリーの「いつか、とこかで(Where or When)」でも聴きながら、ニューボトルに夢を託して、明日からまた頑張るぞ〜!新しい「チーズ」を発見する為に、・・・見つからないかもなぁ〜嗚呼。
 12回 ロール・アさカわ
  多重人格と言う言葉が煩雑に聞かれる昨今である。元来人間は誰もが多重人格なのである。第何号であったかハッキリしないが、人間は生まれて10ヶ月から1年位の期間は何者にでも成り得るたけの選択肢を持っているが、言い換えれば何者にもなっていないことである。時分が何者であるか解らない赤ん坊も、両親や親類縁者たちから「○○ちゃん!」とか、「△△ちゃん!」と呼ばれている内にT〜2年程たつと自分は「○○ちゃん」らしいと言うことを認識するようになって来る。そして2〜3才位に成長し、「○○ちゃん」に対して「△△ちゃん!」と呼んでも返事をしなくなってくるが、既にその時期には自己形成が進んでいるという証明である。処が、小学校に入学して塾通いや英才教育のための特殊な塾に通い出すと、読み書き計算に熟達するための「左脳偏重教育」を施されることになる。「反自然的物質文明社会」にあって悠々と生き抜く為には、どうしても左脳を徹底的に鍛える必要が生じてくる訳で、中学校、高校、大学へと進級するにつれて「左脳偏重型人間」へと成長して行くことになる。人間の判断力や抑制力、記憶力、直感力といった能力は、左右両脳のバランスの上に存在するものであり、右脳教育を蔑ろにした、左脳教育一辺倒で育てられた人間にはこれらの能力の温存は難しいのである。詰まるところ、自己確立さえ覚束ないという結果を招いてしまっている。前回の「横並び民族」なども、左脳教育偏重型人間の特色を良く表している。21世紀になって自己確立をなしえない人間の増加は明白なところと言わざるを得ないが、自己を欠落した人間は自分が今何をしているのか、「やって良いこと、悪いこと」の判断も出来ない人間である。学校教育の中にも、家庭教育の中でも論理思考を司る左脳教育偏重に傾倒する余りに、魂を無視し、人間性の教育を蔑ろにする限りは多重人格症患者の蔓延は免れないであろう。先日、テレビに出演した都知事の石原氏も、「今の学校には行かないでも良いではないか・・・」と、自分の息子を前に堂々と述べていた。石原氏自身も多重人格症患者を育てるような学校教育の在り方を大変に憂いて居られるようである。登校拒否を非難する前に、子供達が楽しく登校できる学校にすることも一考の余地有りと思う。勿論、家出をしたくなるような家庭環境もあってはならない。「我が家が一番」を望む次第である。                  
ジャズとその国際化の軌跡     新 折人 *140〜141Pより抜粋
(ジャズのおっかけ) 更に余談を楽しもう。世に「追っかけ」と言うのがあるが、それどころかジャズの熱狂的ファンになって、ミュージシャンの生活にまで人リ込んでしまう例を紹介したい。一旦はまリこんでしまうと抜けだせない状態を応用数理学では「吸収状態」(Absobir State)と言うが、まさにそ言う状態である。この手の人は、何故か女性である。一人目の例は、イタリアの貴族の出身で、パロネス・パノニカ・ド・ケーニッヒスワルテル、俗にニカ男爵夫人である.彼女は1913年ロスチャイルド家のイギリス分家の令嬢として生まれ、ケーニッヒスワルテル男爵に嫁いだが、大変なジャズ狂であった。優雅な外交官夫人の生活を嫌い、遂には当時の夫君の任地メキシコ・シティから抜け出して、第二次世界大戦後のニューヨークで、多くの若いジャズ・ミュージシャンのパトロンとなり、精神的にも金銭的にも随分面倒を見た。そして世の貴婦人とは這って、高級なリゾートに通う代りに、夜半すぎに'53年型ロールスロイスでヴィレッジ・バンガードやハートランドなどのジャズ・スポットに乗り付けた。また彼女の定宿の部屋や、後に構えたウイーホーケンの邸宅のサロンには、いつも若いジャズメンがたむろしていた。そして、チャーリー・パーカーなどは、1955年3月9日、スタンホーフ・ホテルの彼女のスイート・ルームでテレビの「トミー・ドーシー・ショウ」の滑稽な手品のシーンを見て、爆笑して血を喉に詰まらせ、大往生を遂げてしまった。新聞は数日だってからようやくその事実を知り、「ミラー紙」は、「パップの王者、貴婦人の部屋で死去。」と報じた。これによってニカ夫人は、さしもの寛大な夫から遂に離婚される.彼女の交友は、その他、テディ・ウイルソン、ライオネル・ハンプトン、アート・プレイキーなど大勢のミュージシャンに及び、更に彼女はセロニアス・モンクの後援者となり、1963年にはモンクと日本にも来た。ホレス・シルヴァー、ケニー・ドーハムを含む「ジャズ・メッセンジャーズ」が発足した時には資金的援助をしている。セロニアス・モンクは彼女に“Pannonica"と言う曲を捧げ、またホレス・シルヴァーは“Nica's dream"、ジジ・クライスは“Nica's tempo"、ケニー・ドリューは“B1ues for Nica"、ケニー・ドーハムは“Tonica"、ソニー・クラークは“Nica"、フレディ・レッドは“Nica Steps Out"なる曲を捧げている。だいたいミュージシャンはすぐ女性に曲を捧げたくなるようだが、これほど多くの有名人から曲を捧げられた女性も希有だろう。二人目の例を挙げよう。自分自身もミュージシャンでありながら、若手ミュージシャンに入れ揚げた女性もいる。黒人女性ピアニストのメリー・ルー・ウイリアムズ(1910〜1981)は、ピアニストあるいは編曲・作曲者として、自らのパンドを持ち、あるいはアンディ・カーク楽団、ベニイ・グッドマン楽団、デューク・エリントン楽団等で活躍した。彼女は1950年代央に一時引退してカソリックの教会に入り、ミュージシャンを支援するための基金を創設したりした。彼女のサロンにはいつも若い才能あるミュージシャンが集い、彼女は彼等の庇護神となり、音楽的にさまざまなアイデアを彼等に与えた。ディジイ・ガレスビー、パッド・パウエル、セロニアス・モンクなどとも親交厚く、「ビ・パップ」運動の実質的な影の指導者であったと言われている。そうした人間関係がまた、ジャズの発展を促してきた。

閑話休題 現在、製造業の世界では、「良い物さえ作れば売れる」と言う供給者原理の時代を終え、あくまでも、碩客の真の二一ズに対応した商品を供給する「需要者原理」の時代になっている。このための「コカレント・エンジニアリング」と言った手法が操用されているが、本物のジャズは既に長い間そのコンセプトを提示してきた。
「E・メール名作選」-11 
 
編集長、ご心配かけましたが、私(あさり)退院して大分元気を取り戻しました。その上新しい技を身に付けました。BOUNCEです。どうやるのかって言うと、家中で一番高いタンスの上から一気にベッドに飛び降りるの。そうすると着地の時トランポリンのように弾んでBOUNCE出来るのです。凄いでしょ。入院前はドスンって落ちるのが精一杯で、こんなこと出来なかったの。一方、むさしくんはブラシワ−クがバツグンなの。ふかふかのム−トンの上で前足を交互に、シュッシュ・シュッシュとかなり長い時間練習してます。しかも、もっと驚くことにブラシレスで手の平をじゃんけんのグ−・パ-の繰り返し。赤ちゃんの時から、ずっと毎日欠かさず練習して来たから、今でも暇さえあれば、一日に最低でも5回位は欠かしません!テンポ100位が一番ゴキゲン!むさし君は、眠くなると、必ずこの練習してからじゃないと寝られないの。そして寝つくまで、ずっとやってるの。だから、エンディングはrit...Fade out。それで近い内にSESSION に行きたいと思うんだけど、噂じゃSESSIONに来るdrummerは、皆んなかなりの腕前らしい.。私達だって、かなりイケテルと思うんだけど、それぞれ一つずつしか技、持ってないの。やっぱり、これ一本じゃ無理かなあ?それで、編集長にお願いです。私達、他にどんな技を身につけたらSESSIONデビュ−出来る?一度、行ってみたい...。六本木のJAZZ CLUBって所。お客様で行くんじゃつまんない。どうせ行くなら華々しくdrummer デビュ−!したい....。                (=^_^=)Writen by AYA with Musashi& Asari(^*^)
 

 僕達、もう一つ技、持ってる事に気づきました。例のダンボ−ルで出来たウエハ−スです。これを世間はネコの爪研ぎと呼んでるらしいけど?僕達、かなりのスピ−ドで刻めます。でも僕は飼い主が気付いてくれないと、悲しくて、やめて、かじってます。これがbreakに使えるんじゃないかと?(ちなみにあさりちゃんはbreak出来ません。飼い主の反応にお構いなしのマイペ-スですから。女ってイヤよね!)だから、僕はかなりイケルと思うのです。編集長、近い内に編集長を師匠と呼べる様に一番弟子をめざし、日夜練習して、DRUMMERめざします。
                         “トニ−”と呼んでの、むさし君より...。