2001.1
ack-ack'通信
12月16日(土) Xmas Special Live at Cozy-L
 
今年は当店開店につき開けなかった恒例の大矢江美パーティー・クリスマス販でしたが、11月26日の三崎クラブ・ライブ〜六本木版同様、店内は満杯状態!大友義雄の火を噴く様なビッグ・トーン・アルトと、隙あらば名曲のフレーズ引用で突っ込むピアノの大徳俊幸からなるack-ack'4の躍動感溢れるバッキングに乗り、大矢江美のヴォーカルも魅力が全開!1部終了直後、笈田さんがお仲間と顔を出して下さり、雰囲気も一段と盛り上がった処でお楽しみ抽選会。何たって今回は全員もれなくフェンディーのマフラーがプレゼントされた上に空籤なしなのですから、2度とは望めない大豪華版・・・盛り上がる筈です!スポンサーに心より感謝・最敬礼です・・・礼!?!皆さんの興奮も静まったところで2部開始。ボスが実に格好良く「サンタが街へやって来る」を大スウィングして決めてくれました!

12月28日(金)  破茶目茶ジャムセッション vol.12 (ack-ack'Live vol.145)

 大エド・サリバン・玉川氏の手際良き開会セレモニー後、K嬢がフルートでジャズ・サンバを、ヴォーカルのS嬢はペーパー・ムーンと美女二人で実に華やかなオープニング。S嬢はバースに苦労したとは申せ初のライブとしては立派なものでした。続くリラキシンご常連、初出演の男性ヴォーカル・K氏は追っかけ美女?お二人を目の前にラブ・レター他を渋い歌声で熱唱。3月に2回目のディナーショー(勿論、大友義雄&大矢江美 他と共に参加しま〜す。追っかけ歓迎)を控えて張り切る足利からの皆勤賞ピアニスト・原正夫氏はO氏のドラムとオンステージ。ブルー・マイナー他を4ヴァースなど交えての大熱演!I夫妻(テナー&トロンボーン)+H氏(今回はなんとテナーに加えてバリトンにバスクラまで持参。マルチ・サックス・プレーヤー・デビュー?)は、元プロ・S氏のドラムを加えてジャスト・フレンズ他を大プッシュする金さんのピアノをバックに快演!おんでんライブで共演を重ねているY先生(歯科医)は当ライブ初出演ながらデジタル・ホーンで実力発揮。ウェイブでのエンディングには与作の節をフェイクしたり、参加者全員をドラムのN君共々しっかり魅了!先生はイパネマの娘も熱演でした。前回、ドラムからピアノに座り直して吃驚仰天のプレイを披露したO氏が又もや見事なオール・オブ・ミーを!初回から欠席なし12回連続参加のF先生(当誌参照?)は軽妙なトークに続きサニーサイド他をクールにスウィング!I女史はウィスパーノットをしっとりと情感たっぷりに聞かせましたし、H女史のバードランドの子守歌も余裕たっぷりでした。前々回はクインテットで拍手喝采を浴びたN氏(アルト)&n氏(テナー)の人気サックス軍団はクレオパトラの夢他で目一杯ファンクなプレイを展開!H氏のバスクラによるソフィスティケイテッド・レディーズはI夫妻の盛り立てを得て正に圧巻。Lちゃんのス・ワンダフルでは、I氏のボントロが大炸裂?サックス軍団の再登場によるウォーターメロンマン&フルース・マーチでは全員が雪崩れ込み、正にバトル状態となり熱気も最高潮となりました!オネシカ・ライブのリーダー・H女史&同バンマス・大エド・サリバン・玉川氏にF先生のピアノが加わってのフィナーレ〜デイ・バイ・デイで目出度く終了・・・お疲れ様でした!終盤に駆け付けて大いに盛り上げてくれたベースの安久津泰久、西川輝正の両氏に大感謝!

閑話休題
破茶目茶ジャムが29日、30日は葉山へ出掛け、31日〜元日はホテルでカウントダウン後、オール・オブ・ミー・クラブを経て5時帰宅!それからDATで破茶目茶ジャムを4時間聞いて上記。昨年の2回分のダビングもまだ皆様にお渡し出来ず・・・全部パソコンが悪いのです?近々、各位3回分まとめて制作しま〜す。2日から当誌の編集・印刷に没頭、只今4日の午後5時・・・さあ〜宛名シールをプリントして一筆入れまして投函せねば・・・なのです。今年も先が思いやられます。ホームページ更新は明日から・・・トホホホ!?
 7〜8年間に渡り、年末・年始に入らして下さいました100名様ほどにお贈り致しまして、大変喜んで頂いておりました、井上象英さん著による「象英暦」が誠に残念なことに今回は制作されませんでした。従いまして、今年はお贈り致すことが出来ませんので、ご了承のほどお願い申し上げま〜す!
読者のホ−ム・ページ(40) Dancing Lawye
 いよいよ21世紀に入りました。 「2001年」です。「2001年宇宙の旅」が映画ではなく現実となりました。しかし、日本を取り巻く状況は良くありません。将来の展望もなく、この平成不況の中で苦しんでいます。アメリカは今のところ元気ですが、これとて、どうなることやら分かりません。おおよそ歴史的に見ると、現在は東洋と西洋に分けてものを見て良いでしょう。今は、西洋文明が16世紀位から世界を支配して、パクスアメリカーナと言われる程です。しかし、西洋と東洋では文明とか文化で見ると、かなりの違いがあります。その点を考えたいと思います。昔、ルース・ベネディクトという女性社会学者が「菊と刀」という本を書きました。読んだ方も多いことでしょう。 簡単には、西洋は「罪の文化」で、東洋は「恥の文化」だというのです。
これは、私は鋭い分析だと思います。宗教なども含む、西洋と東洋の文化の差異を上手く言い表していると思います。西洋文明・文化は、キリスト教を中心とする一神教であり、各個人が神との契約(信仰)を基点に、あくまでも「個」が重視されます。
しかし、東洋文明・文化は仏教寺を中心とする多神教で、他者との関係を、いわば「全体」との関係を重視します。従って西洋は、むしろ神とのタテの繋がりを大切にし、東洋は他者(他人)とのヨコの繋がりを大切にする傾向があります。この点は誤解がありますが、東洋的な傾向としては「タテ社会」というよりは、両親、先輩も含めた、単に世代のみならず、周囲の人達に対し、配慮するということです。だからこそ他人の目を気遣い、勝てばよいとか、他人は他人という割り切ったものの見方ではなく、世間に気配りするのです。世間が否定的評価をすれば、それは「恥」なのです。簡単にいえば、自分さえ良ければ良いという発想は否定されます。
自由と平等のバランスとか、慈愛の精神が要求されます。21世紀に入り、もっと東洋的な文化、理念、思想が大切な時代になったと思います。
地球は一つになりました。
色々な国家、民族文化などが共存共栄することが今ほど大切な時はありません。21世紀は「共存共栄」を一つのキーワードにするべき時代でしょう。このことを我々はしっかりと頭に入れて生きていきましょう。
そう云えば今頃、編集長は某ホテルにてカウント・ダウン・パーティーの真っ最中ですな・・・・5.4.3.2.1〜ドシャーンと決める時分でしょう?!?
 編集長に敬意を表して、此方もカウント役を名ドラマー・シェリー・マンに務めて貰い「i.2.3.4」でも聞きながら一杯といきますか!?(ちなみにiはインパルス盤のロゴマーク!) しかし、コールマン・ホーキンスの豪放なテナーはいつ聞いても心休まりますなぁ〜そうだ、その前に編集長にFAXで入稿しておかなくては・・・。                  
  
 1 ロール・アさカわ
  
日頃、我々が何気なく使用している物、爪楊枝、鉛筆、ボールペンなどの小物から、ジャンボジエット機、大型タンカー、新幹線、火星探索機に到るまでの造形の出発は全て「切る」(切り刻むを含む)ということから始まる。爪楊枝も机も住宅も樹木を切ることから始まる、洋服や着物も生地を裁断することから始まる。鍋、釜、包丁などの日用品から火星探査機等の大型造形物の全てが、先ず鉄板を「切る」ということから始まっている。張り合わせ、組み合わせ、溶接したりの行程を経て造形、形成される物の全ての出発点は「切る」である。更に、人工的であっても造形された物には波動が生じる、つまり生命が宿るということである。元来地球上の全ての物に生命波動があり、時間の長短はあっても必ず生成発展することになつているが、「切る」という人工の力が加わることに寄って、物の持つ生命波動はいっそう強くなる。地球上に存在する動物や植物が生命波動を持っているということは周知のことであるが、岩石、鉄鉱、水などの鉱物類は生命波動を持たない無生物であるとされていた。ところが最近になって「水」は生命波動を持つ生物であることが解明されると同時に記憶力さえ持っていることには驚かされた。鉄鉱類にも水と類似した生命波動があると唱える物理学者も大勢現れているが、身近な例の一つに物を大切にすると長持ちするという現象をあげている。自転車や自動車も良く手入れを行い、大切に扱っていけば長期の使用が可能であるという単純なことである。手入れをすることによって錆による腐食を防ぎ、老朽化を防ぐので長持ちするのは当然である・・・と考えるのが一般的であるが、例え人工的な物であっても造形物には生命波動が宿り、その生命波動とのコミュニケーションが発生するからであるという。私の知り合いに昭和34年に製造された「四つ目のセドリック」に乗っている人が居るが、非常に調子良く乗っている。当然の事ながら部品の取り替えは何度もあるが、それは人間とて長年の間には胃腸や肝臓の具合が悪くなるのと同じである。日常生活の中で、「あれは何処に終ったかな」等と品物の置き場所や仕舞い場所を忘れることがあるが、それは、品物の生命波動とコミュニケーションが取られていないことになる。「貴方を此処に仕舞いますよ」という意志を与えた品物は決して忘れないし、一時忘れたように見えても品物の方から存在場所を知らせてくるのである。
「E・メール名作選」-7 
  編集長、明けましておめでとうございます。
家の飼い主、新年早々オオマヌケしてしまったようで、ごめんなさい
大晦日の深夜ジャムセッションにてお会いした際にお約束したとおり、メールしたつもりだったようですが・・・・多分、後生大事に下書き保存してあるものと思われます?!?大晦日、元旦と仕事して、元旦の真夜中からバタバタと大掃除,大洗濯して、本人はどうやらすがすがしくお正月を迎えたつもりの様です。ところが、僕達はお雑煮もおせち料理もないお部屋でお留守番。一方、飼い主は5日のCOZY−Lのエルネエサンのお正月手料理に心ときめかせ、今日は夕方からどっかへ出かけてしまいました。僕達はこんな飼い主は、とっくにあきらめて、21世紀も決して期待はせず、何が起ころうとも決して驚かずに、心に余裕を持って、のんびり暮らしていくつもりでございますので、編集長、今年も僕達のこと、何卒よろしくお願いいたします。…ついでに、家の飼い主の件でございますが、今年もみなさんに数々のご迷惑、お手数をおかけするに相違なく、編集長をはじめ、多くのみなさんに、僕達からお願いしておきたいと思います。フツツカな家の飼い主ではございますが、けっしてみなさん、懲りずに、あきらめずに、見捨てることなく、今年も超々大きな温かいお心でかまってやってくださいませ寒くなって来たから、風邪用心・火の用心!
                from....Kojirou&Sijimi