2003.7
ack-ack'通信 6月6日 コージーエル開店3周年記念
コージー・エル3周年記念ジャズパーテイーは大勢の皆様にご来店頂き、大盛況にて目出度く終了致しました。ゲストの笈田敏夫さんと御祝いに駆け付けた、木津ジョージ、井上 良両氏が和やかに絡んだ、思いも掛けなかったステージはスマートで粋な囲気に満ち溢れて楽しさ満杯!皆さんにも大受けとなり、最高のショータイムとなりました。。やろうと思って出来るものではありません・・・先輩ご三方の魅力に脱帽!我々にとっても超ハッピーな気分の一夜となりました。4周年目指して・・・ふれー、フレー、コージーエル!!

6月21日〜22日 船山先生のファースト・アルバム収録
 
以前よりご相談を受け楽しみにしていました、船山先生(ジャムセッションご常連につき皆様も良くご存知!!)のCD制作が実現しました。先生のスタジオF♭で愛機スタンウェイと、15年前に敲き初め?に伺ったソナーのドラムを仕様して・・・にこだわっての、ピアノ・トリオ録音。ドラマーとしても一工夫必要でしたが、福井五十雄(b)及びエンジニア・三住氏の協力を得て、トリオ10曲、デュオ2曲、ソロ3曲を快調に収録。既にトラックダウンが終わり、全12曲の曲順も決定。現在、マスタリング及びジャケット制作が鋭意進行中です。アルバムの完成が待ち遠しいのは云うまでもありませんが、今回の経験が大きく反映されるに違いなく、先生の今後のプレイに対する期待に、より一層胸がときめきます。

6月27日 Birthday at Cozy-L
昨年同日、還暦パーティーにて大勢の皆様に多大なるご散財をお掛け致しました身?と致しまして、今年は息を殺してヒッソリと(今迄もお店への協力も考えて何回かありましたが、初めての還暦の後は流石に・・・?)やり過ごす所存で御座いましたところ、S氏が「ドンペリ」をご持参下さり皆さんと乾杯出来ました上に、多くのプレゼントを共演ミュージシャン(還暦時のメンツでなくて良かった〜?)からまで頂き大恐縮、大感謝、大感激で御座いました。毎度毎度ご迷惑、ご散財をお掛け致し、お世話になりっぱなし・・誠に持って申し訳け御座いません。心より厚くお礼申し上げます。ちなみに来年は日曜日につき、決してかような事態には・・・本当に有り難う御座いました。
   
読者のホ−ム・ページ(71)    Dancing Lawyer
今回は久し振りに映画の話をしたい。「小津安二郎」の映画について、朝日新聞の6月6日の夕刊に、映画監督の「山田洋次」と映画評論家の「佐藤忠男」の対談が載っていたので紹介したい。両人とも有名であり、今更説明の必要はないが、山田監督は「寅さん」シリーズの監督、佐藤氏は、私個人の意見ではピカイチの名文家でもある。さて、小津監督であるが「東京物語」「秋刀魚の味」等の名作があり、「黒澤 明」監督同様、世界的に著名な監督である。常連の俳優は、笠 智衆、原 節子、田中絹代、杉村春子等、そうそうたる俳優陣である。戦前からの日本独特の家族のあり方等を淡々と描いた作品が多く、その画像も、黒澤監督が「動」とすれば、小津監督は「静」といった好対照である。映画の醍醐味は最近のアメリカ等の映画を観ても判るように「動」が基本だろう。だからこそ映画の事を昔は「活動写真」と言っていた位だ。山田監督も若い頃は小津監督の手法は古いと感じていたそうだ。小津監督は俳優にも演技のうまさだけでなく、存在するだけで素晴らしいと言った、全人格的なものを要求されたと、山田、佐藤のお二人は言っている。これは「笠 智衆」を観ていてもよくわかる。小津監督は「絵画」とも思われる静的画像を駆使した。これは、欧米ではルキノ・ビスコンティ監督の映像が近いと思う(但し、白黒とカラーの違いはあるが)。小津映画の素晴らしい所は簡単に言ってしまえば、日常的な安心感と静寂、落ち着き、静かなる細かい人間の情誼のやりとり等であろう。つまり、今の日本人が観ても感動するのは、我々日本人(否、外国人も)が失ってしまった大切な日常生活での諸関係、これは、優しさとか愛情とか気配りとか謙虚さとか連帯感とか、一言では言い表せない、多くの「郷愁的美徳」とも言うべきものが、小津映画にはあるからだと思う。おそらく、資本主義が複雑・高度に発展し、時間と空間と人間関係が、余りに外的要因で(自分達が作り出した巨大なシステムに人間自身が飲み込まれ操作出来ず)、否応なく行動させられている現代人に対し(これをマルクスは「疎外」と言った)、小津監督は、警鐘を鳴らしていたと感じる。我々は本当に追いまくられる様な生活を誰もが送っているが、日本には大切な伝統的家族関係や人間関係があったことを、もう一度振り返るべし(反省すべし)と、小津監督は、既に戦前から言いたかったのでは無いか?と感じる。現在こそ、小津監督の投げかけた問題を真剣に考えるべきだと、私個人も痛切に感じる。若い人も小津監督の映画をご覧下さい。きっと感じるものがありますよ。「静」と云えば、真っ先にマイルスを思い浮かべる。アルバム「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の同曲などは最高だ。同セッションでの速いテンポの曲を集めた「フォア&モア」もあるが、こちらも、マイルスにはやはり「静」を感じる。今宵はこの2枚を聴きつつ静かにバーボンのグラスを重ねますか・・・ボトル足りるかなぁ〜?
第38回      エロール・アさカわ
  「有事三法案」の件は、かなり以前から取り沙汰されていたが、此処に到って初めて具体化の兆しを見せ始めた。防衛庁があり自衛隊という国防組織がありながら
「有事三法案」が認められないとすれば、大きな矛盾を感じざるを得ない。こちらから攻撃は仕掛けないにしても、理不尽な攻撃をしてくる敵を撃退するだけの力を持っていなければ、自衛隊には何の意味も見いだせない。つまり有事に際しての即応力と行動力を備えてこそ自衛隊と云える。「有事法制」に反対を唱える人の中には、これを認めれば自衛隊がいずれは軍隊となり、戦前の日本のように徴兵制度の復活にも繋がりかねないではないかと懸念する声も聴かれる。私的見解を述べれば「有事法制」には賛成であるし、必要であると考えている。 徴兵制度の復活にも賛成であるが、戦前の徴兵制度とは意味が異なる。無秩序、無気力、無節操な若者を生み出した現代日本。学校に行きたくない。勉強は出来ない。就職はしたくないと云う若者達。そのくせ有り余るエネルギーを持て余し、凶悪犯罪に走る未成年。麻薬常習者。援交売春。性病蔓延。暴走族湧出。それに対して後手後手に回る警察官。このような現代日本の将来を憂うのは私に限ったことではあるまい。「徴兵制度を復活させよ!」とは云わないが、世間に迷惑を掛けたり、害を及ぼすだけの連中の更正手段として何らかの制度を作り、一定の教育を施す必要はあると思う。ドイツでは徴兵制度を取り入れないまでも、2年間をボランティア活動に尽かせるという制度が法的に定められている。「ノドン」170発を勇姿、その内100発を東京、大阪などの主要都市に向けている北朝鮮。テロ国家。悪の枢軸とまで云われている北朝鮮に、人道主義や対話と協調などと唱える日本の姿を見て諸外国はどう思うだろうか。この際、日本民族的な常識の枠から早く抜け出して有事に備えて置くことが肝要なときではないだろうか。東京や大阪にノドンが飛んできてから慌てても、全ては後の祭りとしか云いようがない。今回の渡米を前に小泉総理の口から「自衛隊は軍隊である!」と云う発言があったが、それだけ「有事三法案」は通る可能性が強い。可決されればブッシュ大統領も大喜びだろう。今日にまで日本は米国に「オンブにダッコ」状態であったわけだが、やっと錠前を一つ取り付けたことになるのだから。
著作権の脅威   新 折人    #29
  
まもなく西川編集長のバースデイだが、良くアメリカの曲で最もレコードが売れたのは、御存知ビング・クロスビイが歌う「ホワイト・クリスマス」ということになっている。ところが19世紀末にアメリカで出来た、極めてシンプルな歌ながら、恐らく世界の最も多くの国で、最も頻繁に歌われている歌がある。
  お気付きだろうか。それは、誕生日を祝って歌う「ハッピイ・バースデイ・トゥ・ユー」だ。この歌は、ケンタッキー州ルイスビルで幼稚園の先生をしていた素人同然の姉妹、姉のミルドレッド・J・ヒル(1859?1916)が作曲し、妹のパティ・S・ヒル(1868?1946)が詩を付けたものである。1893年(明治31年)に「幼稚園音楽集」の中の一曲として発表された。但し当初パティは誕生日の歌としてではなく、幼稚園で児童達への朝の挨拶代わりに歌う「グッド・モーニング・トゥ・オール」という詩を付けた。ところが1924年(大正13年)に、ロバート・H・コールマンという男が、一番を「グッド・モーニング・トゥ・ユー」とし、二番の歌詞として「ハッピイ・バースデイ・トゥ・ユー」を追加して、姉妹の許可なくちゃっかり自分の名前で刊行した。当然著作権をめぐって裁判沙汰になったが、後の1934年に姉妹の権利が認められた。その間、皮肉にもパティ先生の「グッド・モーニング・トゥ・オール」の詩は消え去り、盗人コールの「ハッピイ・バースデイ・トゥ・ユー」の方が生き延びて普及した。
 この歌の正式な著作権は1935年(昭和10年)に登録された。姉妹の末の妹から合法的にこの著作権を得た小さな会社が、1988年(昭和63年)に会社ぐるみ身売りした時には、この歌ゆえに25百万ドル(約30億円)もの値がついた。面倒な法律的経緯は省くが、この歌の著作権は2030年まで存続することになっている。そして現在この歌の版権は、色々ないきさつの末、AOL傘下の「サミー・バーチャード・ミュージック社」が保有している。一時ポール・マッカトニーが著作権を買い取ったとの噂もあったが、それは間違いだという。この、たった9小節、「おたまじゃくし」の数で25個しかないメロディに、4つの単語を4回反復するだけの歌詞がついた。これ以上ないほどシンプルな曲に対して、現在年間2百万ドル(約2.5億円)ものロイヤリティが転がり込んできているという。世の中の作詞者、作曲者の方々、頑張って下さい。
 著作権が現存する以上、この歌を家庭などで歌うことはともかくとして、許可なく公共の場で、営利目的をもって奏でることは出来ない。劇場は無論のこと、少なくともレストランやスポーツ・アリーナなどで、不特定多数の人を前に演奏するのは問題がある。銀座あたりのバーやクラブで、常連客の誕生日に、店からのプレゼントと称する、「ドンペリ」まがいの「シャンパン」と、少なめにローソクを立てた「不二屋」の「デコレーション・ケーキ」を前に、ママが音頭取りになって、ホステスどもが黄色い声を張り上げ<〈♪ ハッピイ・バースデイ・トゥ・ターサマ〜〉等と派手にやっているが、これも厳密にいうと著作権違反になる恐れがある。明らかに、誕生日を迎えた本人のみならず、その他大勢のまわりのお客に「また来てもらおう」という、ママさんの営業上の魂胆がありありと見え透いているからである。この様な場合には、「アメリカの作曲家協会」(ASCAP)に事前に申請し、ロイヤリティを収め、許可を得なければならない。・・・まあ、冗談半分だが気をつけたほうがよろしい。
E・メール名作選-36   (=^_^=)Writen byAYA with Musashi& AsariOtibi-Musashi &Sayori(^*^) 
 編集長、ムシムシしてます。梅雨ってもんを始めて体験してます。だから、ここは、じっとしてればよいものの、じっとなんかしていられない・・・。そこで、近頃見つけた最高のプレイ・ランド・・・お風呂場です。この部屋小さいから、お風呂場もユニット・・・。狭いってことは時として、実に楽しい・・・あのね、まずシャワ−・カ−テン・・・いつでもユラユラしてて、そそられます。もう、完璧実習して、今やシャワ−・カ−テン、ビリビリです。そして、バスタブ・洗面台・・・これは猫の為に設計されたとしか思えない。編集長、人類は素晴らしい・・・。ここまで猫に気を使ってくれてるんです。滑って滑って・・・.なのに、ちっとも飽きない・・・。実に居心地快適!極め付きは洗面台。ここまで猫に気を使ってくれてるんです・・・の究極。だって、すっぽり、ハマル形態。サイズ。このムシムシ・・・なんとか、ならない?・・・でもなんとかする場所見つけちゃった。・・・だからって、飼い主は勘違いして・・・、お風呂好きかも知れない・・・って希望的気分にはまってます。お風呂なんて嫌いに決まってるじゃんね。それと、別件ですけど、Giantsどうしたの?まあ、阪神が変?だとも言えるけど・・・。僕達、先代・先々代より、ミカン色薄くて、で、縞模様だから・・・。つらいとこです。がんばれ!Giants!僕達毛色、限りなくミカン色になって来てます。これってスゴイでしょ。8月末9月に騒ぐなら、納得行くけど、今からそんなに騒ぐなと・・・。このまま行ったら、全員不本意なのに...僕達大人の猫、飛ばして、トラになってしまいそう・・・。木佐貫、鈴木、林・・・って名前変えようか?