2001.2
ack-ack'通信
多くの愛弟子?に、小生を囲み飲む会をと再々云われてはおりましたが、昨年8月の破茶目茶ジャムセッションへ8人もの愛弟子ドラマーが集まる迄は全くその気はありませんでした。幹事を務めてくれた玉川君が居なければ始まらなかったことでしょう。何年振りかの大雪と強風、果ては雷まで鳴り響く凄まじい天候でしたが、それだけにより一層心に残る意義深い日となりました。何よりも嬉しかったことは玉川君の意見でO君の参加を得たことでした。精神科医のK先生からドラムをやらせて見たい少年がいるのだがとの相談を受け、養護学校一年生のO君と出逢ったのは16年も前に遡ります。以来、宮沢賢治の詞その侭、雨の日も風(風邪)の日も(台風でも大雪でも?)欠席は年に一度の隅田川の花火大会(本人はレッスン終了後に行くと頑張ったそうですが、場所を見つけるのは困難と理解して断念したとか?)のみ(最近こそ作業所の旅行もあり年に2〜3回は大好きな旅行へ?しかし同窓会とかに出席したことは一度もなかったそうなのです)、当日は勿論、正午よりのドラムレッスンも大雪の中を一番乗り。無理して出席しなくて良いからお母さんと相談なさいと重ね重ね申し伝えるも、母上には一切その様な話はなかったそうで、電話を貰って迎えに出て見ると、吹雪の中をO君が傘も差さず、折れた傘で苦労なさる母上を後ろに、元気一杯で坂を上がってくるではありませんか。その姿は、思い切ってステージに上げた時の優しさに溢れた素晴らしい笑顔と共に一生忘れられません。演奏中も笑顔を絶やさず心底嬉しそうにドラムを叩き・・・彼の話をしますと切りがありませんし、O君にも叱られると思うので終わります・・・機会がありましたら、又。さて、皆さん本当にご苦労様でした。此方の一番乗りはK氏&U氏、ack-ack' Liveでは大雨&台風と何度も酷い目に、今回は止めの大雪?(出席は微塵も疑わず?たまたま表で出迎えるタイミングとなり、最敬礼!)。27年近いお付き合いのI氏(今回もDr&Tpと親子でジャズれる子息と共に。)、O君の15年後輩だと彼を盛り立ててくれた只今?現役のO氏、ご主人に初めてドラミングを披露?したM夫人(前述、I氏の子息は大学の後輩にあたり、二人の共演も楽しかった)、いまやギターのみならず叩き語りも出来るI君(小生の弟子卒後の逞しさに乾杯?)、閉店後に駆け付けてくれた名物OB・M氏(彼のエネルギーは本当に回りを明るくしてくれるのです)、「いゃ〜、西川さんの云ってた状況を体験しました」と山形から車で13時間も掛かり、11時過ぎの到着となったS・オシドリ夫妻(以前に書きましたが、山形でも大雪「嵐」を呼ぶ男と呼ばれまして、帰京に26時間掛かったこともあるのです・・・ハイ)破茶目茶ジャムご常連の歌姫i女史、毎回欠かさず駆け付けてくれるヤマちゃん、何年振りかで唄って驚かせたロミちゃん、3時まで仕事して名古屋から新幹線で直行してくれたI氏、加えて現役組のプロ入りを果たした渡辺雄一君、それを追う佐久間令君、これだけのお相手を願った金山正浩(p)さん、西川輝正(b)君・・・そして、この様な状況下での出席者一同へ小生の感謝の気持ちを伝えるプレゼントをご提供下さいましたO女史・・・皆様に深く深く感謝致しますと共に、悪天候により出席の叶わなかった皆様からも多くの電話を頂きましたことをお知らせ致しますと共に、厚くお礼申し上げます。 *当日の写真はホームページにてご紹介しま〜す。
読者のホ−ム・ページ(41よっぱライフ プランナー
受験シーズン到来である。先日、「益田の森塾」塾長の森 均氏の講演を聴く機会に恵まれた。ご存じの方も多いと思うが、氏は大学卒業と同時に赴任した、飛騨の山峡にある岐阜県立益田高校で11年連続して税理士試験最年少合格者を、又公認会計士二次試験最年少合格者を続々輩出するという驚異の記録を成し遂げた人である。赴任当時、荒れて満足な授業を行うことすらできなかった学校を「生徒が悪いのは教師の責任である」という信念のもと、建て直しを決意。自然教育と農業教育を取り入れた簿記教育、経理教育により、数々の偉業を成し遂げ、“やる気"を起こす奇跡の大逆転教育を実現させたのである。森式勉強法は、基本的に自学自習である。生徒同士がお互いにディスカッションし、理解できないところは教え合う。試験も、自宅で解いてきたものを生徒同士で採点し合う。教育には親子のふれあいが効果的だという信念の元、親子での野外セミナーやウォーキング、山登りに時間をかける。これらは効果的な気分転換になり、粘りと根性を養う。将来に目標も希望もなく、劣等感だけをもって入学してきた生徒にどうしたらやる気を起こさせるか。それには何か具体的な目標を持たせ、その目標を達成させて達成感、満足感を味あわせる事が第一ではないか。どうすれば生徒にやる気を起こさせるかを考え、タイミングの良い叱り方や褒め方をして、生徒を乗せたのである。氏は、その著書の中で「豊かで幸福な実生活を送り、良い人生をできるかどうかは、学歴があるかどうかではない。高い目標を設定し、一歩一歩階段を登るように、目標達成にチャレンジし続ける粘りと根性があるかどうかである。」と述べている。そして、勉強ができる人間より、スペシャリストになれと生徒を指導している。現在の学歴信仰による犠牲者があまりにも多いことに危機感を抱いた氏は、46歳で教職を退き、広く社会教育に尽力するため「益田の森塾」を開塾。
“感動とロマンとリズム"をモットーに生き方教育を実践している。氏の講演は、教育に対する熱い思いが言葉となって表れ、氏独特のパフォーマンスと相まって感動的でさえあった。私も大学を出てはいるが、これまで高校や大学で学んだことが役に立ったと感じたことはあまり無い。現在の仕事に必要な知識・資格だって、この約3年間で勉強して身に付けたものだ。確かに、学歴のある人が必ず一流かというと、決してそうではない。世界的に有名な日本の一流企業を見てみると、創業者の多くは小卒か中卒である。そういえば、最近は「ガテンな男」がモテるらしい。これは、技術職の求人情報誌「ガテン」から来ており、スペシャリストが見直されて来ているということの現れなのかもしれない。本当にこれからの時代を生き抜いて行く為には、他の誰にも負けないものを身につけることが必要なのかも知れない。ここまで書いて、ふとわたしは自分のことを考えてみた。氏の言うように、高い目標を持って、粘りと根性で目標達成に向けてチャレンジし続けているか否。スペシャリストとなっているのか否、今からでも遅くはない。氏も言っている、長い人生にとって重要な課題は、20歳台、30歳台、いや50歳台になってからの生き方だと。今からでも遅くはない。真のスペシャリストを目指さねば そう言えば編集長は若い頃から、趣味が飯の種・・・今や、道楽が飯の種とは羨ましいと言われるが、今も昔もただドラムが好きなだけだったとか・・・「My Favorite Things」早期発見かジョン・コルトレーンでも聴きつつバーボンをば あ〜っ、何だか酔っぱらってきた。明日からコソ、頑張ろう。あ〜あ、やっぱり意志薄弱。             
 第12回 ロール・アさカわ
  
3ヶ月程前ににモントリオール在住の知人に招待されて、彼の家に2週間ばかり滞在したことがある。たまたま市の商工振興会主催の様々なイベントがあり、タウンホールでは世界各国のミュージシャンが集まってコンサートも催されていた。アメリカからはジャズバンド、ラテンバンド等の7グループ。地元モントリオールのバンドが3グループ。フランス、スイス、イタリア、ハンガリー、オーストリアなどからも大勢のミュージシャンが参加していた。残念ながら私の知っているミュージシャンは一人も居なかった。ところが、彼らの演奏を聴いた途端に体中が熱くなる思いがした。演奏者各人が独特の個性を持っており、私自身レコードやCDでも聴いたことのないフレーズが続々と出てきた。グループ毎にコードを研究し、21世紀に向かっての新しい解釈が成されていたようだが決して突飛なものではなく、聴く者を納得、賛同させるものであった。私はそのミュージシャンの中でヴットリオ・ジャンディーニというイタリアのピアニストと仲良くなり、音楽の話で盛り上がった。お互いに個性的な英語で語り合ったので多少は意味不明な会話もあったと思うが、モントリオールに居る間は連日のように彼や彼のメンバー達と会って音楽以外のことについても語り合った。その会話の中で面白いと思ったのは、彼等の日本人観である。ヴットリオは数年間、日本に滞在しており日本通でもあるが、日本民族は「横並び民族」だと云うのである。何でも他人と同じことをしたがり、人と同じ品物を持ちたがり、人と同じ生活環境に住みたがり、他人を横目で見ながら、その線に並びたがる。身近な例に「ルイ・ヴィトン」がある。10代の男女から60代に到るまでバッグやベルト、財布などを持って満足気である。特に若い女性達の間では、それらを持つことに寄って初めて一人前の女性の仲間入りを果たしたという感覚を持っている。TV局もしかりである。同じ時間帯に天気予報を流し、食べ歩き番組や温泉宿巡りにクイズ番組、面白くも可笑しくも無いお笑いタレントの司会によるバラエティー番組等々、正に「横並び民族」と云われても反論に窮する次第であった。
「赤信号みんなで渡れば恐くない」等は正に「横並び民族」の面目躍如と云った処では無かろうか。              
ジャズとその国際化の軌跡  新 折人
  *74〜75Pより抜粋/因みに前回は58Pより・・・でした

 (トランペットの主導)  第三に、ジャズの形式、スタイルの変遷と発展において、不思議なことに多くの場合、コルネットを含むトランペット奏者が、これを主導してきたことである。ジャズの始祖、バディ・ポールディン、それを継いだ、キング・オリヴァー、そして、ルイ・アームストロング、白人のヒックス・バイダーパックらトランペッターがアーリイ・ジャズを主導した。(では、あれほどの革新を主導したデューク・エリントンは、ピアノであってトランペットではないではないか、と問われそうだが、ものには例外もある、と言うことで取りあえず逃げよう)。そして、モダン・ジャズ以降は、やはリトランペッターのデイジー・ガレスビ−、クリフォード・ブラウン、なんと言ってもマイルス・デヴィスがこれを牽引した。今また新しいジャズの形成に当っての期待の星、ウイントン・マルサリスも、トランペッターである。さすれば、何故トランペッターなのか、と言う質問に対して、筆者は明解な回答を持ち得ない。強いて言えば、第一にジャズ・バンドの発生がブラス・バンドを母体とし、トランペットが伝統的に欠かせぬ花形楽器であリ続けたこと、また第二にトランペットがその構造上、3本のハルブで操り、マウス・ピースでのリップ・ワーク、ベル(朝顔)でのミュート奏法などにより、浮んだアイデアを瞬時に、幅広く表現出来、加えてこれが良く通る高音域、華やかな音色の響きを持つ楽器であり、従ってジャズのコンセプトやダイナミズムに的している楽器だからだろう。面倒臭い理屈を並べなくても、次の理論的とは言えない事実を述べれば充分かもしれない。それは「ヨハネの黙示録」に示されているように、聖書の世界では、ラッパ(ラテン語で「トウペ」)は、天使が人間と神とを結びつけ、此の世の終末と永遠の救済を告げる楽器なのである。世の中の改革に集団の力も大切だが、カリスマ的「英雄」が必要なことは論を待たない。
 (人材の登用) 第四に、新しいアイデアに対するあくなき追求と、そのための人材の登用である。音楽家というものは、長い間、同じ素材でこつこつと仕事をしていると、もはや何の刺激も感じなくなる段階まで、芸術的に停滞することがある。この状況を避けるために、賢い楽団のリーダーは、自分の回りに若くて才能のある音楽家を配して、彼等の楽想を楽団の演奏に反映させるのである。スイングとビ・パップの仲介役を果たしたスタン・ケントンは、若者の登用に特に熱心であった。また、次々と若者を育てて、パップ以降のモダン・ジャズの澪標となった、デイジー・ガレスピイやマイルス・デイヴィスなどもその典型であった。ところで、19世紀に、ハーバード大学出身の随筆家、詩人。超絶主義の主張家として、またエコロジイ思想の先駆者として知られるヘンリー.デイヴィッド.ソロー(1817-1862)が居た。彼は人間が生きる為に何が必要か、何が必要でないかを徹底して考えぬく為に、 1842年から2あまり、アメリカ北東部マサチュセッツ州ウォルデンの森の湖畔に家をたててこもリ、自給自足生活をし、思索を深めた。その記録が'・Walden,or Life in the Wood(森の生活)として1854年出版されたが、その中に、「太鼓のリズムに足の合わぬ者を咎めてはいけない。何故ならば、その人は他の太鼓のリズムに聞きいっているのかもしれないからだ。」(鳩見俊輔沢)と言う言葉がある。なかなかに含蓄のある言葉として、筆者の好きな言葉だが、要は「過去に刷り込まれた既存の概念、前例、成功の経験に拘泥していては駄目で、突飛なことを言う若者のアイデアを無視してはいけない」と云うことだろう。 。   
「E・メール名作選」-8 
編集長、Tony Williamsのビデオ、どうもありがとう。Tony Williamsってメチャクチャかっこいい!
つい又恋におちそうでした。危なかった。Gerry Malliganに“浮気もの"と言われてしまうところだった。ところで私が好きになる人は、好きになった時にはたいてい、もうこの世の人じゃなくなってる。初恋はクラ−ク・ゲ−ブル、あのレッド・バトラ−船長。風邪と共に去りぬは何10回か観たと思う。(南北戦争の頃の人じゃないはずなのに、手遅れ。) That's entertainmentでクラ−ク・ゲ−ブルが踊っているのを発見した時の嬉しかったこと。
私のライバルはビビアン・リ−だけかと思っていたら、なんとJudy Garlandが That's entertainmentで、You Made Me Love Youを“私のゲ−ブル様"って替え歌唄ってた。次ぎはアステア。そしてシナトラ。Chet Bakerも長いことスキだった。Gerry MalliganもTony Williamsもスキになったのに、手遅れ!もういない。でもビデオやCDで会える聴けるってことは幸せ。ところで、むさし君の“し"はシナトラの“し"。あさりちゃんの“り"はビビアン・リ−の“り"。知ってたこれ本当の話道理で美男・美女。我が家はHolly woodなのだ!  (=^_^=) Writen by AYA with Musashi& Asari (^*^)